折笠農場

折笠農場は明治42年(1909年)に福島県相馬市より初代が北海道十勝に入植し開拓した農場で、現在の折笠健(おりかさ ますらお)が5代目です。先代であり父の折笠秀勝が「開拓時代の自然豊かな土地に戻す」を目標に、以来、「美味しい」「安心」「安全」の合言葉をもとに農薬や肥料・堆肥を使わない自然栽培を行っています。
また、自分たちで生産した有機農産物(自然栽培)を利用し、有機の加工食品の製造にも取り組んでおります。

私たちが大事にしていること

●美味しい
有機や自然栽培だから美味しいのではなく、何が美味しいのか、何が美味しさなのか、お客様がオーガニック商品に求めていること、期待していることを探り続け、イベントへの参加、試食データの収集、美味しさを数値化し、最適な食べ方を提案していきます。

●安心
自分たちの信念のもと、常に初心を忘れることなく、信頼性の高い安心できる有機農場を管理・維持し続けていきます。

●安全
95ha総面積 - うち33ha無肥料・無農薬 有機JAS認証圃場

2011年 有機JAS認定
2018年 JGAP認証取得
2020年 有機JAS加工食

折笠農場が行う持続可能な有機栽培

-北海道十勝から、日本の、そして世界の未来につながる低リスク有機農業を構築する。
-日本の主要な基礎食品である醤油、味噌、豆腐、納豆などの原料である「大豆」「小麦」を有機で生産し供給する。
-育種(病害虫抵抗性)の分野で研究を積極的に実践されている先生方と協力し、美味しさを損なうことなく病気に強い品種を育てる。
-有機物の確保を目的とした緑肥の有効活用。
-農機具メーカーと協力してAI搭載の除草機の開発。

私たちのビジョンとこだわり

お客様の食卓を想像し、私たちは誰に食べ物を届けているのか。

約23年前、奇跡のリンゴで知られている、木村さんが折笠農場に来場したのがきっかけで、重度のアトピー性皮膚炎、化学物質過敏症などで通常な食品では生活が困難なオーガニックを必要とする人たちのことをイメージし、北海道十勝の役割として何をやらなければならないかという考えのもと、肥料・農薬を一切使わない自然栽培にチャレンジしています。十勝オーガニック振興会設立メンバーでもあり、地元十勝にて月1回100%オーガニック食材で作る学校給食を実現するために活動中。
現在は、じゃがいも「さやあかね」、大豆、黒大豆、黒千石、小麦、スペルト小麦、ミニトマト、マスタード、シーベリーなどを有機栽培しています。